壁から学んだ 「思いを取りこぼさない」授業
PICスクールが始まったばかりの頃に受講された伊藤さん。
PICを受けて率直にどんなことを感じましたか。
体験会の時にお話しするんですけど、私、悩む時間が物凄く減ったんです。今まで1〜2週間『あー、モヤモヤする、なんかイだ!』とか思っていたのが、PICを始めた頃には3日とか1週間でモヤモヤ解消最近だと寝たら…(なくなる)笑。
いい意味で『大丈夫!』って思えるようになりました。
何が不安だったのかを自分で整理できるようになると、大した不安じゃないかもしれないって思えるようになったんですよね。
そうすると、日々なんとなく起こる大なり小なりの悩みや問題を解決する時間もとっても早くなっているので日々「ご機嫌さん」でいられるようになりました。
伊藤さんの授業は1〜2人の少人数制で行われています。
今年の3月から2名で始めて次に1名の方に受けていただきました。
最初の頃「学びの伝え合い」の中で、自分の伝えたかった思いとは違う受け取り方をしている、と感じた時正直すごく焦りました。
『どうしたら、この”すごくよかった”というのが伝わるんだろう?』って。
そこから、伝わるにはどうしたら良いのかを考え、何が疑問に感じたのかなどを聞き、私の宿題にして持ち帰り、色んな解決方法を考え取り組みました。その取り組みが私にとって大きな成長につながりましたし、強みになったとも思います。
学びのお伝え合いを続ける中で、私に響いたものが響かないのは、その方にとって今必要ないからかもしれない、私にそんなに響かない部分がその方に響くかもしれない…お伝えしたものが今、必要だったかどうかは人それぞれに違うもの。人生は選択の連続です。
これからの未来を自分のこうありたい!な「ご機嫌さん」で生きやすくなるために、もしいま、モヤモヤしていたり、変わりたいと思ったら、選択肢を、増やせる!広げられる!自分にあった選択をしてそれを活かせる!“自分軸で生きて他者に関心を持つ生きかた”をみなさんと学びあいながらへ伝えたい。
私の場合は受講してくださるお一人お一人と向き合い、思いを聴き取りこぼさないこと、どうしたら自分のありたい姿になっていけるか「ご機嫌さん」になれるかを学び合う!となると人数は最高2名なんだろうなと思い、いま活動しているところです。
『シュプール』に込めた思い
そんな伊藤さんのスクールは『シュプール』と名付けられています。どんな由来があるんでしょうか。
山をスキーですべるときに“シュプールを描く”って言いますよね。
直滑降も勿論いいけれど、少し蛇行しながら、景色も楽しみながらとか、自分のペースで滑り降りていく感じ。
音の響きが素敵だなって思ったのと、自分らしくシュプールを描いて、見える景色があったらいいなっていう思いで名付けました。
あと、もともと『しなる』という言葉が好きで。出会った諸先輩で憧れるなあと思った方々は、しなやかでいつも穏やかで素敵と思っていたので、自分もそういう女性になれたらいいなあってずっと思っているんです。
それで『しなる・しなやかな』を翻訳機にかけたら『supple』って出てきて。格好良くそこにかけてみました(笑)
これから『シュプール』をどんな場にしていきたいですか。
少人数なので、人数が増えるのには時間がかかるかなと思うんですけど、シュプールの中でもチームワークを大切に学びの場を作っていきたいし、心地の良い居場所作りをしたいです。
実はどうしよう?と悩んでいた時、PICプリセプターのチームメイトとの語らいは私のオアシスであり、やる気スイッチの源でもある!
これもまさに“PICの学び合いの場”が受講後もしっかりあるからとこそなんですよね。なので私自身もそんな場作りをしながらチームワーク溢れる社会を目指した場にしていきたいです!
まずは、シュプールで学んでくれた皆さんが素のまま自分のありたい姿で「ご機嫌さん」な生き方を歩んで欲しい!その上で『伝えたい!』と思うようになってくれた時に、プリセプターになってくれたらいいなって思っています。
自分らしさを模索しながら、二人三脚で進む学びの場。
生徒さんとの出会いを通してコツコツとスキルを磨く伊藤さんに伴走型スクールの魅力を感じました。
伊藤さんのもとで、マイペースに自分らしくシュプールを描いてみてはいかがでしょうか。